インフルエンザとは

あちこちで、インフルエンザの流行のニュースが聞こえてきます。
今年もインフルエンザの流行時期を迎えました。
さて、私のブログ「手洗いプロジェクト」の出番です。

 

インフルエンザとは?

インフルエンザとはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症で、日本では例年温度が低く乾燥した冬の12月~3月頃に季節性のインフルエンザが流行します。
インフルエンザは普通の風邪とは違い感染力が強く、症状も重くなります。特に、高齢者や小児では重症化し、肺炎や脳炎を引き起こす場合があるので注意が必要です。
また、2009年にはメキシコ発の新型のインフルエンザが出現し、世界中に流行が拡がりパンデミックを起こしてしまいました。もちろん、日本でも多くの患者さんが出ました。
メキシコから発生した例年流行するインフルエンザとは違った新しいインフルエンザに対しては、地球上の人々に経験がなかったために、免疫を持たず、そのため、多くの人が罹ってパンデミックになってしまったのです。
その後、世界では、季節になると流行する型のインフルエンザと、インフルエンザA2009パンデミックと呼ばれるパンデミックを起こしたインフルエンザが混じって流行しています。
イフルエンザのように感染力が強い感染症は、人に免疫がない場合には、社会の中であっという間に流行してしまいます。
そのような大流行を起こさないためには、インフルエンザを知り、正しい予防方法を実践することが大切です。

 

病原体

インフルエンザの原因となるウイルスは、大きくA型、B型、C型の3つに分類されます。このうち大きな流行の原因となるのはA型とB型です。A型ウイルスにはさらに「亜型」と呼ばれるいくつかの種類があり、これらの亜型はウイルス粒子の表面にあるHA(ヘマグルチニン、16種類ある)とNA(ノイラミニダーゼ、9種類ある)という突起の組み合わせの違いによって分けられ、A/H2N2(Aアジア型)、A/H3N2(A香港型)というように、HとNの番号を使って表されます。
現在、国内で流行しているインフルエンザは、A/H1N1(パンデミック2009)とA/H3N2亜型(いわゆる香港型)、B型の3種類です。

感染経路

ウイルスは患者さんの鼻水や唾液などの分泌物に排出されます。そのため、くしゃみや咳でウイルスが飛び散り、身の回りのものに付着し、それらに触れた手で、自分の鼻、口、目に触れ、粘膜からウイルスを取り込みます。
また、インフルエンザにかかった人の鼻水にウイルスが出ることから、患者さんの鼻をかんだ手にもウイルスは一杯、着いています。
身の回りにあるウイルスに触れ、その手で、自分の鼻、口や目などの粘膜に触れることによって、私達は、自分の中にウイルスを取り込みます。
そして、インフルエンザに罹ります。
すなわち、感染経路は、多くは飛沫感染、接触感染です。
手を洗うことによって、自分の中に取り込むことを防ぐことが出来るので、手洗いは大切になるのです。

症状

急な発熱(38℃以上)、頭痛、関節痛、筋肉痛など強い全身症状を示します。その他にのどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
重症化すると小児では急性脳症、高齢者では肺炎を併発することがありますので注意が必要です。