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新型コロナウイルス(COVID-19)について Dr.岩崎の考察と提言
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発生している新型コロナ感染症の病態に合った感染症対策を

ようやく、マスクの取り扱いについて国が指針を出しました。

これって可笑しくないですか?
マスクを外すかどうかを国が決めることでしょうか?

新型コロナウイルス感染症の流行は、ゴールデンウィークを終えて感染者数は増えています。
人々は旅行も出来ず、親しい友人も会えず、遠くに住む家族にも会えずに過ごした3年近くの時間にリベンジするように、多くの人々は動きました。

出先で会った人の中には、感染者もいたでしょうし、運悪くウイルスを拾った人もおられたでしょう。そんな中では、感染者が増えるのは当然ですね。

ただ、ラッキーにも連休後の日本は、比較的過ごしやすい季節を迎えます。
その結果、人々に付いたウイルスを増殖させる場所である上咽頭の粘膜(鼻と咽の間)の状態は、冬場と比べて健康になります。

すなわち、ウイルスが増殖しにくく、流行は起こりにくくなります。
もう少し時間が経つと、感染者数は減って、落ち着くと思います。

ウイルスは変異して人と共存出来る型になった

良く考えると、日本での新型コロナ感染症への対策は、中国武漢での発生当初から余り変っていません。その間に、流行するウイルスには大きく変化を続けてきました。

武漢で始まった時のウイルスでは多くで重症な肺炎が多く報告されました。また、多くで下痢を伴いました。また、上咽頭で増えたウイルスは嗅覚神経、味覚神経にも炎症を起こし、味覚障害、嗅覚障害などを伴いました。

その時点では口の中にもウイルスが排出され、唾液とともに出ることも知りました。これらはデルタ株の流行まで続きました。

ところが南アフリカで発生した変異で出現したオミクロン株では、さまざまな点で、それ以前と大きく変わりました。
オミクロン株への変異では、新型コロナウイルスの感染力は強くなり感染拡大しやすくなったものの、重症度は低くなり、重症者は少なくなりました。

すなわち、感染しやすくなったけれども、重症化して死に至る人は減り、ウイルスと人との共存出来る型へと変異しました。

それが、南アフリカで変異して生まれたオミクロン株で、新型コロナ感染症での人類への神様の贈り物がオミクロン株ではないかと思います。

現在の病態に合った感染症対策を

3回目のワクチン接種を国は勧めていますが、感染者数の年齢別の結果を見ながらワクチン接種対象の的を絞って実施するような施策はとれないのでしょうか?

行動の活発な世代である30~40才代を中心に、現在は家族内感染が増えている現実を考慮し、30~40才代の人々に、積極的にワクチン接種をやってほしいですね。そんなこともせずに、子供のワクチンが論じられること自体、おかしい話ですね。

ウイルスの変異が起き、発生している新型コロナ感染症の病態も変わっているのに、それらに合った感染症対策が取られていないことは、おかしいですね。

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