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新型コロナウイルス(COVID-19)について Dr.岩崎の考察と提言
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感染予防の基本は手洗い。熱中症に罹らないようマスクは出来るだけ外しましょう。

本来なら、紫陽花の美しい季節がやって来るはずでしたが、一挙に梅雨は明けてしまいました。
今や、日本列島は熱波に覆われて、エアコンがマストの毎日です。

ここに来て、多くの人の関心は、新型コロナウイルス感染症からSDGSを気にしながらの電力問題、環境問題へと移りつつある感じですね。とは言え、新型コロナウイルス感染症感染者数はこの所、僅かですが増加しながら続いています。

現在の感染者の年齢層の多くが3回目のワクチン接種を受けていない人の多い、20才代30才代、40才代の人々で、そこから家庭内へと感染は拡がっています。この年代は行動範囲も広く活動も活発で、仲間の中で拡がっています。

ただ、今の季節ではウイルスが増殖する私達の咽頭粘膜の状態は、冬とは全く違って健康な状態ですから感染しにくく、感染者数の増加は抑えられ大きな流行にはなりません。
感染者数が増えるのは、多くの人が動き始めたからで、特別な心配のあるものではありません。

私達のやることは、いつも通りに手を良く洗うことです。 コロナ感染症の予防のためにしているマスクは、熱中症に罹らないようにするために、出来るだけ外しましょう。

※画像はイメージです

新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの流行

そんな中で、現在、冬真っただ中の南半球の国々、オーストラリア、ニュージーランドではインフルエンザが流行しているとの報告が入って来ました。


東京都知事は、日本に南半球からインフルエンザが入って来たら、現在もコロナ感染症感染が続いている日本では同時流行(ツインデミック)が起こるのではないか懸念していると記者会見で話していましたが、その心配はありません。


確かに、東京ではインフルエンザが流行し、学級閉鎖となっている地域もあります。

実際、新型コロナウイルス感染症の流行以前には、日本では必ず8月、9月に、インフルエンザの小さな流行が発生していました。その理由は、夏休みに南半球のオーストラリア、ニュージーランド、東南アジアの国々から来日する旅行客が、冬である自国でインフルエンザに罹ったまま来日し、日本に入国後に感染拡大して小さな流行を起こしてきました。

しかし、この時期は日本の夏で、インフルエンザウイルスの増殖に関係する咽頭粘膜の状態は冬期とは違って荒れていないので、日本の中ではインフルエンザに感染する人もそれほど多くなく、大きな流行にはならずに終わっていました。

冬場のインフルエンザの流行にワクチンで備える

ただ、心配なことはあります。
新型コロナウイルス感染症流行によって、多くの国々は国境を越えての人の移動を制限してきました。そのために、この2年間は世界では、大きなインフルエンザの流行はありませんでした。その結果、人々の中のインフルエンザに対する免疫は消えてしまいました。

現在、南半球の国々、オーストラリアやニュージーランドなどでのインフルエンザの大流行を見ても、日本でも冬場になったら、インフルエンザの流行は起こると考えて準備をする必要があります。

その準備は、日本でのインフルエンザの流行時期の11月過ぎには、インフルエンザワクチン接種をしてインフルエンザに備えることが大切になります。

特に、まだ新型コロナウイルス感染症の3回目のワクチン接種を受けてない人は是非とも受けてください。それによって、現在の国内での新型コロナウイル感染の発生を抑えましょう。

感染症予防には、手洗いをしっかりすること

夏場であっても、しっかり石鹸で手を洗って、インフルエンザとコロナウイルス感染症予防対策をしましょう。

特に、手洗いは、新型コロナウイルス感染予防にも、インフルエンザ感染予防にも極めて有効です。マスクはこの暑い夏には熱中症を考えると、出来るだけ取りましょう。

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