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新型コロナウイルス(COVID-19)について Dr.岩崎の考察と提言
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コロナウイルス感染症の行方

旅行が解禁になり、イベントの定員制限が緩和され、多くの人々が一斉に、あちこちに出かけるようになりました。

※画像はイメージです

案の定、コロナ感染者数は増え続けています。

多くの人が動くのですから、感染した人も動き、オミクロン株のように感染力の強いウイルスでは、簡単に拡がります。感染力が強いという言葉は、病原性が強くなるとは違います。
皆さんは感染力が強いと言うとウイルスの病原性が強くなっているように思われるかもしれませんが、違います。

症状は間違いなく、オミクロン株になってから、症状も軽くなっています。ただ、高齢者や糖尿病、心臓病、高脂血症などの基礎疾患を持つ人に取っては、決して軽く考えてはいけない感染症であることに変わりはありません。

毎日のように発表される感染者数に一喜一憂することはなくなりましたが、どうしたら良いか戸惑うのは、当然ですよね。
終に、宮城県では11月27日の感染者数は北海道に続く、全国二位になってしまいました。
宮城県の利府等の大規模などでは、大きなコンサートが続いており、日本中から多くの人が宮城に集まっていましたから、感染者数が増えるのは当然でしょう。
でも、この数字を見て落胆はしないでください。

もし罹患してしまったら。治療薬ゾコーバについて

先日、塩野義から軽症、中等症の人に適応される治療薬ゾコーバの許可が下り、12月1日から医師の受診後に投与されることも、発表されました。
症状が出て、検査してコロナ陽性になった人が服用することによって、ウイルス量が減り、症状が軽快し、回復も早まります。

まさに、インフルエンザでのタミフルのように使用する薬剤が使えるようになったのですから、コロナ感染症に対しては、大きな人類のアドバンテージだと思います。

しかし、もちろん、罹らないことが一番です。

それは、このコロナウイルス感染症は、単純な呼吸器感染症ではなくて、全身疾患で、コロウイルスに感染した時にはウイルスは血管内に入り血管壁に付き、全身を駆け巡り、様々な臓器を襲うからです。

特に肺、心臓に到達した場合には、高齢者や基礎疾患(糖尿病等)を持っている人では、肺炎、心筋炎などの心臓の障害なども起すこともありますし、ウイルスは腸に至り便の中に排出されますので、お尻を拭いた手にも付くこともあり、その汚染された手で周りに触れる機会の多いトイレでの感染も増えます。

万が一、罹患してしまった場合には医療機関を受診し、医師から内服薬ゾコーバの治療を受けましょう。ゾコーバを服用すると体内に取り込まれているウイルス量は減り、症状は軽くなります。このゾコーバ服用によって、コロナ感染症の治療期間は短縮します。
ただ、ゾコーバは服用にあたり服用できない方もいますので、医師に相談してください。

新型コロナ感染症の扱いについても、インフルエンザ同等の5類に下げることも検討されているようです。

ワクチン接種は大切な感染予防策

約3年間、私達はコロナウイルスとの戦いの中で生活してきました。ここで、もう一度コロナ感染予防策について復習しましょう。

まず、ワクチン接種は大切になります。

何よりも今の日本の弱点は、若い世代のワクチン接種率の低さがこの流行の行方を左右していることは間違いないでしょう。
ただ、残念ながら、若者のワクチン接種をしてない人の参加するイベント、会合などで感染が拡大し、家族内に、子供の世界に及んでいることは、今の流行状態を見ても分かります。
この状態を見ても、ワクチンは日本社会の中でも大きく効果を発揮していることが分かります。

※画像はイメージです
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