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現地レポートエボラ出血熱 ウガンダ・グル地区でのアウトブレーク
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11月10日

ケネスの具合が一段と悪くなっていました。口唇、歯茎から出血が始まっていましたし、下血(メレナ)も始まっていました。

昨日入院させた、女性・サンタの抗原が陽性であると分かり、彼女を疑い病棟からエボラ病棟へと移す作業が始まりました。

彼女は熱と嘔吐を訴えてはいましたが、比較的元気でした。病棟の中での、彼女のチリチリにカールした頭と、えらの張った顔が、彼女の着ていた白地に花柄の可愛いワンピースとは何か不釣り合いで、私は彼女の姿を見ながら微笑んでいました。

病棟では、最古参患者のガイターノの点滴を巡って、モニカとダンがもめていました。 全身の浮腫を止めるためには点滴の量を減らす必要があるというダン、そしてモニカは少しも飲んでいないのだから、絶対に点滴は必要だと主張し、そこには険悪な空気が流れていました。

皆、疲労が溜まったためか、些細なことでもめることが多くなっていました。

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